卵を焼くために、わたしは生きているのだ

今より先に、失望も絶望もない。

走り去る2016年

「今年もいろいろあったよね」
 
「そうだなあ。まだ半年しか経ってないのに、10カ月くらい生きた感じするわ」
 
「大差ないけどね」
 
「子どものころの一年と大人の一年って時間感覚が違うじゃない」
 
「あー。この頃一年が早い早い」
 
「6歳児にとっては一年は6分の1、70の人にとっては70分の1、経験ていう分母の違いが時間間隔のずれを起こすんだって」
 
「珍しくあんた、知的な話するな」
 
「だろう? 桃栗3年シャブ6年。再犯率高しってね」
 
「あったね。野球選手としては天才だったのになあ」
 
「打った本数はメジャー通算」
 
「やめろ。その打ったじゃない」
 
「あ、桃っていえばあれは賭博だから3年もかかんないか」
 
「懲役の話はいいんだ。この際」
 
「格好良かった人もいたけどな。例えばイチロー
 
「だね。すごいね。あの年齢であのフットワーク。なにより精神力ってのも加齢で大きく落ちるからね」
 
「スシローもがんばった」
 
「うん。うどんとかラーメンとかね。サイドメニューの充実を図ったのは確かに」
 
「舛添もハードボイルドで格好良かった」
 
「無口だったね」
 
「不適切? では聞くが、不適切でなかった時代を、人間が築いた日が一日でもあったろうか」
 
「そんなこと言っていないけどな」
 
「彼が下りたことで五輪は無輪になった。不倫騒動もついでに無輪ピックで流しちゃえって」
 
「そういう話じゃないんだ」
 
「真剣に述べればだな」
 
「最初からそう来い」
 
「熊本の大震災。これが今年の最大の出来事だった」
 
「豪雨もひどかった」
 
「イギリスのEU脱退も今後恐ろしい」
 
「まさに今日だね」
 
「これはおまえさ、ダチョウ倶楽部を上島脱退のレベルじゃないんだぜ?」
 
「知ってた。比較したこともない」
 
「I LOVE YOU 今だけは悲しい歌。聞きたくないさ」
 
「いきなり尾崎豊きたか」
 
「そういう自分が悲しい歌うたってんじゃんって話」
 
「どんな話だよ」
 
「尾崎は逃れ逃れたどり着いた落ち葉だらけの部屋。舛添は焦がれ焦がれたどり着いた海の見える部屋」
 
「それはもういい」
 
「ていうかイギリスが脱退するとなんなの? 笑点でいう歌丸さんがいなくなる感じ?」
 
「それでもいいんだけどさ、ほら次はドイツも脱退、オランダもなんて連鎖になりうるんだよ」
 
「そういう大事なことはサッカーで決めればいいのにな」
 
「勝ったら脱退みたいな?」
 
「サッカーを政治利用するな!」
 
「あんたが言いだしたんじゃんかよ。めちゃ怒ってるし」
 
ライオンのごきげんようが番組終了したとか、もうさ、吹き飛んだよね」
 
「記憶に全く残ってない」
 
「Watの解散とか」
 
「どうでもいいレベルだ」
 
「これからの半年はどうなるだろうか」
 
「たぶんあれだ、牛肉はもっと高騰するな」
 
「いきなり主婦目線で日常的なの持ってくるんだな」
 
バーバリーが安くなって、三井アウトレットで出店が相次ぐ」
 
「まあそうかもだけど」
 
「とりあえずリオオリンピックだ」
 
「そんな場合じゃないかもだけど、明るく考えよう」
 
「がんばれ桃ちゃん。あんたに12万賭けた!」
 
「やめろ。それをやめろ」
 

今週のお題「2016上半期」