読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

卵を焼くために、わたしは生きているのだ

今より先に、失望も絶望もない。

EURO2016 開幕記念

「まあしかしサッカーってのはつまらないスポーツだな」
 
「そうかな」
 
パイプユニッシュだわ。ユニッシュ」
 
「詰まらない強調かよ」
 
「まずもって点数が入らなすぎ」
 
「バスケットボールみたいにガンガン入るのもどうかと思うけど」
 
「0-0 だよ? 90分走って転んで、泣いてお友達と仲直りして、0-0 って」
 
「途中小学生みたいな描写あるけど、まあ反論はできないわ」
 
「なんだよ 0-0 って。それは万引きGメンが一日中張って検挙ゼロってことと一緒じゃん」
 
「一緒じゃないんだ。そういうことじゃないんだ」
 
「効率悪すぎる」
 
「でもさ」
 
「観客が一番盛り上がるのってゴールシーンじゃん。なにかお忘れじゃありませんか、じゃん」
 
「Gメンね。たしかに」
 
「なんだよ 0-0 って。髪切りに行ったのに爪切ってもらったみたいな?」
 
「部位違うしね」
 
「けれどもネイルしてもらった的な?」
 
「それならマイナスでもないじゃんかよ」
 
「なぜ点数が入らないのか、俺なりに量子力学の点から考察した」
 
「マジかよ。そんなマッドサイエンティストみたいな感じかよ」
 
量子力学じゃないや。算数だ。算数で十分」
 
「おまえの力量次第かよ」
 
「コートが広すぎるんだよ」
 
「グラウンドね」
 
「なのに11人」
 
「野球だってそんな割合じゃんんか」
 
「野球スタンドとサッカーゴールを同列に語るな!」
 
「怒る場所じゃないよね。というか算数でてこないじゃん」
 
「サポーター?」
 
「いかんか?」
 
「どこが痛むんじゃ?」
 
「つついてくるよね」
 
「ポジションが多すぎる。なんだよボランチだのセントラルミッドフィルダーだのレジスタだのって」
 
「それだけ知ってるならあんた、サッカー好きなんじゃん」
 
「ポジションなんてのは前、真ん中、後ろ。これで十分」
 
「そうかもだけど」
 
「フォーメーション? そんなものは前多め、汁だく、脂増し、そんなので十分」
 
吉野家とか次郎みたいなの放り込んできてるよね」
 
「外国人の名前が覚えられないんだよ」
 
「それはあれだ、海外の推理小説もすっと入っていけないよね」
 
シュバインシュタイガーだぞ? 何様だよ」
 
「何様も何も、ただのドイツ人じゃんかよ」
 
「ヴァシリオス・トロシディス?」
 
「あ、ギリシャか」
 
 
「だからさ」
 
「ヨアンニス・フェトファツィディス」
 
ギリシャで攻めてくるな。ギリシャ攻めやめてくれ」
 
「そもそもイエローカードとかレッドカードとか、信号かよ」
 
「信号じゃねえよ」
 
「だったらグリーンカードも出せよ」
 
帰化しちゃうじゃんかよ。アメリカ住めちゃうじゃんかよ」
 
楽天カードも出せよ」
 
「キャッシングがスムーズになるだけじゃんかよ。ていうかなにをキャッシングするんだよ」
 
「そもそもフォーメーションってのがおかしいんだよ。4-4-2?」
 
「オーソドックスなやつね。何がおかしいんだよ」
 
「0-0-9じゃんかよ」
 
「まああれだ。攻撃的な映画だ」
 
「せめて4-0-1」
 
「それはあれだ。サイトが見つかりませんのエラーだ」
 
「何の話だよって!」
 
「こっちが聞きたいよ!」
 
「サッカーってさ、わさとファウルもらうでしょう」
 
「まあ、それは認める。しかし接触プレイが多いからさ、仕方ないんだよ」
 
「シミュレーション。会議だって言っているのに家族旅行だとか、走る知事室だって言ってるのに」
 
「それやめよう。もうすぐ旬じゃなくなる」
 
「円楽は後悔の真っ最中です」
 
「不倫ネタか。しかも速報か。そういうのいいから」
 
「しかしさ、今の日本代表には圧倒的なFW、それからセンターバックがいないね」
 
「おまえさ。サッカー好きなんじゃん」
 
「FWに円楽、DFに舛添ね」
 
「たぶんオウンゴールが続発すると思う」
 
「だよね」