卵を焼くために、わたしは生きているのだ

今より先に、失望も絶望もない。

線路は続くよ。どこまでも。

「聞いてよ」
 
「なんだよ」
 
「いろいろあったなって、この頃痛感してるんだよ」
 
「まああれだ。40年も生きていればいろいろあるって」
 
「コージーコーナーの味は変わらないなとかさ」
 
「ああ、なんだかちっぽけだな」
 
「でも山崎のランチパックは種類増えたなとか」
 
「増えたよね。肉じゃがとかあるんでしょう? 驚いた」
 
「もうランチじゃないよね。ディナーだよね。ディナーパック」
 
「そうかもしれないけどさ、まああれだよ。よっちゃんイカのよっちゃんが誰なのみたいな話だよ」
 
「なんの話だよ」
 
「だからさ、よっちゃんって誰っていうさ」
 
「誰でもいいじゃんかよ。よっちゃんというよりイカだってことが重要なんだよ」
 
「違うよ。そんなこと言ったらクレアおばさんのシチューだって誰だよって」
 
「というかクレアさんはおばさんじゃなくお婆さんだろうって」
 
「そういうことじゃないんだよ。話がそれてるんだよ」
 
「なんだっけ。ニュートリノを観測したスーパーカミオカンデが語呂合わせで女将さん。おかんで、みたいな日本酒の」
 
「壊滅的に違うわ。なんの話だよ。そんなこと言ったら日本代表のキリンカップが酒なのかサッカーなのかわからないみたいな話にさ」
 
「それサッカーだから」
 
「そうなんだけどさ」
 
「いやね、サッカーでしかない。それ以上でもそれ以下でもない」
 
村上春樹いらないよね。このタイミングでないわ」
 
「どうせおまえなんてあれだろう? 今日は大盛りで食べすぎたけど、まあ800キロカロリーだからなんて燃費改竄するんだろう?」
 
「それあれだ。ガソリンの話だ」
 
「そっか。舛添君の問題だった~」
 
「違うし。しかも個人名出すな」
 
「舛添君は燃費に疑問を抱いていました。ガソリンスタンドで入れたハイオクは公費で支出しましたが、高速道路の代金も公費で」
 
「燃費性能以前だよね。そういう問題じゃないよね」
 
「任期も伸びないんじゃないかと、人気も伸びていないと」
 
「だから燃費関係ないよね。自業自得だよね」
 
「関係ないけど、最近の運動会はすごいよ? 小学校の」
 
「本当に関係ないな」
 
「昼食にコンビニ弁当なんて当たり前。宅配ピザ頼む親もいるんだよ」
 
「ああ、テレビで見たけど、あれって本当なんだ」
 
「マジマジ。下手すりゃツイッターでこの店は対応が悪いと、介助しないと文句まで垂れる始末」
 
「それはあれだ。問題のあの人だ」
 
「いやいや、浮気の話なんてしてないから」
 
「してるじゃんかよ」
 
「テント張る親とかね、バーベキューする保護者すらいるんだよ」
 
「それはないわ」
 
「あるんだって。潮干狩りだとかしつけと称して校庭に置き去りなんて当たり前」
 
「まあそれはしつけなのか傍観なのかわからない」
 
「もう自衛隊から特待生で勧誘される」
 
「うん。だからそれは違う話だ。もっと日本中を巻き込んだ話だ」
 
「しつけとして組体操でおまえなんか大きな組体操の部品でしかない。ただの部品だ。代わりなんていくらでもいる」
 
「グサッとくる感じね。けど、このネジがあるから、このバルブシステムがあるからロケットは飛ぶんだよとかね、言い返せば」
 
アド街かよ~」
 
「下町だよ」
 
「盛り上がるのはリレーだよ」
 
「だな。そこは異論ない」
 
乙武君から桂君。そしてベッキーに」
 
「やめろって」
 
「東京不倫ピック」
 
「最低だな」
 
「でも会計は舛添君がつとめます」
 
「余計心配だ」
 
「公用車は走る知事室」
 
「はあ」
 
「不倫ピックには元オクとの関係性がね、難しい。攻めるのか、様子を見るのか」
 
ヤフオクね」
 
「落札! とせっかく手に入れた絵画だから、要人との交流のためにさ」
 
「舛添君引きずってるよね」