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卵を焼くために、わたしは生きているのだ

今より先に、失望も絶望もない。

金の斧と銀の斧

「やっば、斧落としちゃったよ」

「なんで斧持っているんだよって話だけど」

「あなたが落とした斧は」

「出た」

「まさかこんなべたに出てくるんだ」

「金のカマンベールですか? 銀の斧ですか?」

「もうさ、カルディの人気商品だし」

「斧関係なくなってるし」

「それともあなたが落としたのは、不倫による信用ですか? それとも議員立候補」

「それちょっと駄目」

「言っちゃ駄目。話題に詳しい女神さんだな」

「あなたが書き込んだのはレストランの対応の悪さですか、それとも」

「いったん離れよう」

「うん。その人から離れよう」

「では落としたのはテポドンですか? それとも核の」

「やめよう」

「うん。政治的なのはやめよう」

「落としたのは体脂肪ですか? それともコーヒーの染みを重曹で?」

「落ちるよね。コーヒー」

「そうそう。重曹は効くよね。ちなみに汗染みはレモン」

「堕ちたのは太宰ですか? 芥川ですか?」

「あれか、生まれてすみません的な」

「うんうん。人生は地獄よりも地獄的である的な。自殺系

「落ちたのは人妻ですか? 無邪気な女子大生ですか?」

「落としやすいみたいな話になってるもんね」

「斧どこいったんだろうね」

「落ちたのはシャープですか? 三洋ですか?」

「なんかもうどっちもどっちだしね」

「株価とかべたなのは言わないんだね」

「落としたのはスマートフォンですか? それともノート型パソコンですか?」

「どちらにしても水没だもんね」

「返されても故障だもんね」

「落としたのはケーズデンキのポイントカードですか? それともノバクジョコビッチサービスゲームですか?」

「落ちないよね」

「だね。これはもう落ちない」

「落としたのは槙野のヘディングですか? それとも香川真司のヒールパス」

「サッカーになったよね」

「もう湖関係ないよね」

「落としたのはノックオンですか? それはペナルティですか?」

「質問になっちゃってるもんね」

「二択関係なくなってるしね」

ベッキーが落としたものは」

「それやめてほしいよね」

「信用とかそういうことしかないもんね」

「中国に対抗してベトナムが落とす」

「だからやめてほしいよね」

「政治は駄目ってね」

「この話はどう落とせばいいのかと」

「だよね。それが一番気になってた」

「ヨダさんのお天気予報も毎回落ちないけど、なんか落ちてるよね」

「そういう感じ」

「ね、そういう感じ」

「あなたが落としたのは小指ですか? それとも」

「極道とかやめよう」

「斧はどこいったんだよって」

お題「最近見た夢」