読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

卵を焼くために、わたしは生きているのだ

今より先に、失望も絶望もない。

天気が悪いから、ブログ始めます。

日常

 雨が降っている。暖かい季節を間近に控えた三月の後半に、唐突に朝から雨が降っている。

 わたしはふと、雨雲を見て思う。

 窓の外の光景は昨日と同じだったろうか。それは例えば、眼下にある高校の校庭に植えられた木々の数が増えていないのか、そこの電柱があっただろうか、スーパーマーケットの看板はすべて見えていただろうか、一部だけ見えていたのではなかったのか。

 現実というものが厳然とあるのであれば、その現実を消化して記憶していくのがわたしという個であって、するとわたしという個から発せられる認知というものは、とても危うい情報処理を施された記憶ということになる。

 少々話が混線してしまった。

 お昼に餃子を焼いた。妻と息子は十数分で平らげた。

 雨は降りやまない。

 わたしは野菜を噛み砕いた。セロリの苦みと、キャベツの甘みと、レタスの水質を感じて人参の甘みを味わう。

 35歳を機に、わたしは完全菜食主義、いわゆるダイエタリーヴィーガンという分類の食生活を始めた。

 同時にテニススクールに通い始め、それだけでは物足りずに地元のサークルに所属することとなった。

 ランニングも始めて、毎朝一時間程度走り始めた。

 このブログは、突如生活を激変させたおかしな人間によるブログだ。

 創作をこよなく愛する人間でもある。現実と創作の狭間を、あえて曖昧にしたまま、お酒を愛する自分らしく酩酊した思考で、世界は広くなったり狭くなったり、男でもあり女でもあり、自己が他者になり、そんな混沌とした世界で生きる日々を綴ってみたい。

 だって、今日は雨なのだから。